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ラグビー

聖光学院との定期交流戦

投稿日時:2011/03/01(火) 13:27

 今年度もいよいよ終わろうとしている。聖光学院との交流戦を迎えるといつもそう感じる。今回は名古屋学院大学に会場をお借りした。大学生の部員、コーチをはじめ関係者の皆様にまずは感謝したい。

 中3のゲームはやはり練習・体力不足が露呈してしまった。ブレイクダウンでの激しさも相手が勝っていた。彼らがタレントに甘んじず努力を重ねて、来年は圧倒してくれると信じている。(ゲームは26-12で勝利)

 中2チームは昨年のリベンジを果たし、完封。その週から取り組んでいた高い位置(ポイントに近い位置)からボールを動かして、仕掛けることをゲーム中に何度かチャレンジできた。精度はまだまだだが「前に出る」という点で大きな効果を生んでくれる。一方ボールへの執着心、丁寧な扱いはまだまだ継続課題である。

 中1はしばらく試合から遠ざかっていたためか、この日をかなり待ち望んでいたようである。前半は何よりも元気で相手に圧倒されていた。聖光ベンチも中1の奮闘にかなり盛り上がった。全員が一列に座って最下級生を応援する姿勢はチームとして気持ちの良い光景だった。後半にはようやく名古屋ベンチも1つになり、二木先生の喝にあと押しされた1年生たちは自信と元気を取り戻した。あと一歩及ばなかったが、この日のベストマッチだった。

 聖光学院とのお付き合いはもう7,8年になるだろうか。毎年感じるのは、チームとしてのまとまり。何本とられても常に前向き。誰かを責めたり、文句を言う選手はひとりもいない。寮で暮らしている生徒が多いのでそこから生まれる連帯感もあるのでは。勝ち負けも大切だけど、それ以外に大切にするべきものを彼らは知っているのだろう。気持ちの良いチームだ。

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